
MacのSiriでApple Intelligenceを使用する
Siriは、Macに内蔵されているインテリジェントなアシスタントで、日常の作業を簡素化して素早くこなすことができます。Apple Intelligence*の機能によって、Siriとのやり取りが、より自然で、文脈に即した、パーソナルなものになります。自分の声を使うだけでなく、Siriにリクエストをタイプ入力することもできます。Siriの製品知識を活用して、Apple製品に関する質問に回答してもらうこともできます。また、あなたの許可があれば、ChatGPT**の知識が役立ちそうな特定のリクエストに対して、SiriがChatGPTの知識を活用することができます。
また、リクエスト中に言葉に詰まってもSiriは理解してくれます。例えば、「Hey Siri、アラーム、いやタイマーを10分…やっぱり15分」のように言うことができます。Siriはあなたの言いたいことを理解して15分のタイマーを開始します。
Siriが起動すると、Siriの検索フィールドが表示され、閉じない限り表示され続けるため、Siriに話しかけながら作業を続けることができます。
注記: Apple Intelligenceを使用するには、M1以降を搭載したMacとmacOS 15.1以降が必要で、Apple Intelligenceがオンになっている必要があります。一部の言語または地域ではApple Intelligenceを使用できません。Apple Intelligenceがお使いのデバイスや、言語と地域で使用可能かどうかを確認するには、Appleのサポート記事「Apple Intelligenceを入手する方法」を参照してください。Siriの利用可能状況と機能は、言語によって、および国や地域によって異なります。
Siriにタイプ入力
会議や図書館などの静かな場所にいて声を出したくないときは、Siriにタイプ入力することができます。

Siriにタイプ入力するには、Siriを起動して、Siriのフィールドをクリックしてから、リクエストをタイプ入力します。
ヒント: Siriリクエストを素早くタイプ入力するには、Commandキー を2回押します。
Apple Intelligenceがオフになっているか、お使いの言語または地域で利用できない場合でも、アクセシビリティ設定を変更することでSiriにタイプ入力することができます。アクセシビリティの「Siri」設定を変更するを参照してください。
コンテクストを保ったリクエストをSiriにする
Apple Intelligenceにより、今言ったことのコンテクストを保って、前のリクエストに基づいたリクエストをSiriにすることができます。
例えば、「サンフランシスコジャイアンツの今シーズンの成績は?」のように言うかタイプ入力してから、「次の試合はいつ?」と言い、最後に「カレンダーに追加して」と言うことができます。
Siriを起動してから、リクエストをします。
リクエストをした直後に、別のリクエストをします。
Apple製品に関してSiriに質問する
Siriの製品知識を活用して、Macだけでなく、iPhone、iPad、Apple Watch、HomePod、AirPods、Apple TVなどのApple製品に関する質問に回答してもらうことができます。
注記: Siriの製品知識は、Siriとデバイスの言語が英語に設定されている場合にのみ利用可能です。

Siriを起動してから、英語で次のように言うかタイプ入力します:
「How do I download an app on Mac?」
「Where do I name a group text on Mac?」
「How do I import photos on Mac?」
「How do I make the text on my Mac bigger?」
「Tell me how to connect my AirPods to my iPhone.」
「How do I play sound from my TV through HomePod?」
「How do I make my own Memoji?」
「What is iCloud?」
Siriを使ってChatGPTから回答を得る
macOS 15.2では、ChatGPT拡張をオンにすると、探している情報を得るのに役立ちそうな場合にSiriがChatGPTを活用することができます。ChatGPTを使い始めるには、ChatGPTをApple Intelligenceと使用するを参照してください。
注記: 一部の言語または地域ではChatGPT拡張を使用できません。ChatGPTの使用に同意するには、13歳以上であるか、お住まいの国で定められた最低年齢以上である必要があります。詳しくは、OpenAIの利用規約を参照してください。
Siriを起動してから、対応する言語で次のように言うかタイプ入力します:
「Hey Siri、竜についての俳句を詠んでもらうようChatGPTに頼んで。」
「おじの70歳の誕生日に何を贈るのがいいかな? 釣りが好きな人なんだ。」
「Hey Siri、マリブで午後の空き時間をどう過ごすか、ビーチに行く気になれない場合のアイデアをChatGPTに聞いてみて。」
「Hey Siri、テリーという虎についてのリメリックを詠んで。」
「これを使ったレシピにはどんなものがある?」(写真アプリでフルーツの写真を開いた状態で)。
「Hey Siri、この書類を要約するようにChatGPTに頼んで」(ファイルアプリにある賃貸契約書のPDFといった書類を「プレビュー」で開いた状態で)。
ChatGPTに言及せずにSiriにリクエストをして、ChatGPTが役立ちそうだとSiriが判断した場合、リクエストの実行にChatGPTを使用したいかどうかを尋ねられます。写真やファイルがChatGPTに送信される前には常に確認を要求されます。
そのようなリクエストについてSiriがあなたの許可を求めずにChatGPTを使用できるようにするには、アップルメニュー をクリックして、「ChatGPT」をクリックしてから、「ChatGPTのリクエストを確認」をオフにします。
ChatGPTにリクエストをする機能をブロックするには、ChatGPTへのアクセスをブロックするを参照してください。
注記: Apple Intelligenceとプライバシーについて詳しくは、Apple Intelligenceとプライバシーを参照してください。プライバシーとSiriについて詳しくは、Siri、音声入力とプライバシーを参照してください。